うざいほどメガネ説法

眼鏡が好きすぎて、たまにうっかり眼鏡をかけたまま
顔を洗うほど一体化している私にとって、ファッション眼鏡は
許されざるアイテムです。
「メガネ男子」の萌えどころは、“目が悪い”という弱点を日常的に
うっかりさらけ出しているというところがたいへん重要です。
しいていうならウルトラマンのカラータイマー部分みたいな。
ここがピンチですよーて分かりやすすぎるだろうこの無防備!
みたいな。

つまりダテメガネとは、
お前目がいいくせに何そこが弱点のふりしてるんだばかっ!
と、いう納得のいかないアイテムなのでありますが
そんなニセメガネにも許容ポイントがあるのです。

元来、試着という物には野生動物が餌を食べる瞬間のような
無防備さが付きまといます。
その無防備さの集約される部分が　そう、「値札」　です。
私は今試着をしているのです、油断しています　と
いやがおうにもアピールしてしまう値札!
そしてメガネの値札はその形状から「顔のまん前でブラブラする」
という最大の間抜け感をかもし出します。

こいつ、目がいいくせして顔から値札ぶらさげやがって…無防備だな…

その瞬間、私はダテメガネを許すのでした。



ついでに、お前の値段1000円かよー、っていう小学生みたいな絡み方…
あるとおもいます！