セガ誕

ツイッターで、セガの誕生日なので思い出語るよ、という
タグが回ってきた本日。
本棚漁ったらこんなものが出てきました。

セガファックスクラブ




日付を見ると1998年4月になってますね。
ＡＭ3研の内容がやたら面白くて、2研のバーチャファイター目当てだったはずが
バーチャロンとかラストブロンクスのFAXばっかり読んでいた覚えがあります。
そして感熱紙のまま特に何も保護していなかったので、残しておいたこれも
そろそろ紙が限界です!w

もはやスキャナで取り込めないほど文字が薄くなっちゃったので、
目視で確認できるうちにこのキレキレの文章を補完しておきたいと思います。
誤字も原文ママでまるうつしです。

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亙氏、開発陣の日頃の不摂生ぶりを全裸で一括!!　第1日目　セガ本社3号館前　AM4:30

4月3日。早朝。亙氏の一存での打ち上げ旅行は“健康バスツアーin草津”に決まっていた。
まだ肌寒い4月の早朝に出発地点である本社前に集まった開発陣。「眠い、寒い、海外が
いい。」とぶーたれつつ亙氏の到着を待つ。
、、、。しばらくして、朝もやの中にマッシヴな短髪男性の姿。亙氏だ、、、しかも全裸。そ
う、氏は全裸だったのだ。いや、正確にいうと全裸に左肩にかけたタオル一枚、それ以外は
生まれたままの姿だ。一同の背筋に悪寒が走る。固唾を呑む一同。
そんなことはおかまいなしに軽く挨拶を済ます亙氏。その後、すぐ出発かと思いきや、開発
陣の服装を一通り見回して「そげな格好しちょったら、いつまで経っても男なんぞ上がらせ
んのよ。」とデスクワーク中心ですっかり弱り切っている開発陣を広島弁で一喝。そして全
員にタオルを渡し、全裸になることを強要。その後、「いちっ、にっ、さんっ、しっ。」と
声高にかけ声をあげさせ、全員で乾布摩擦。
開発陣が体を擦るたびに起こる「シュッ、シュッ。」という音を聞いてご満悦ぎみの亙氏、
「それじゃぁ、出発。」とフルチンでバスに乗り込む。


第1日目　ハイクコース　AM10:30　亙氏、開発陣全員に上級ハイクコースの2周目を全裸で強要。その真意は、、、?

草津に着くや否や目的地へ。目的地は“草津ハイクコ上級(往復26km)”だ。
冗談じゃないアンタにはついてゆけないという表情をしている開発陣を半ば無理矢理につれ
てハイク開始、、、数時間後、ハイクコース上級を完歩。へとへとの開発陣。やっと旅館
でのんびりできると思ったところへ亙氏の一言が、、、「2周目、開始。」
「なんでですか、2周もするんすか。そんな意味あるんすか?」たまりかねた開発者の一人が
直訴。「そうだ、そうだ。」と応援の声も多数だ。
「だってさー。ピカ○ューと仲良くなりたいんだもん。」と亙氏。そう、例の万歩計とマン
ボをかけた画期的CMで話題の“ポケットピカ○ュー”のことである。亙氏は、もっと歩い
てピカ○ューと仲良くなりたいと力説。開発陣の一人が「手で振ればいいじゃないです
か。」と案を出してみるも、「手で振ったらピカ○ューが目を回しちゃうんだよ。」と説明さ
れ、「ああ、そうなんだ。だったら歩くしかないかな。」と妙に納得。開発陣の誰もが「ア
ンタくるときタオル一枚だけだったろ。」思ってはみるものの口に出すことせず2周目敢
行。


苑田(そのだ)氏、打ち上げに合流、開発陣をねぎらうあまり、感無量の涙をポロリ。第1日目　豪華温泉旅館　PM7:30

地獄のハイクが終了し、開発陣一同はようやく旅館へ。これまでの海兵隊の新兵のような扱い
とは裏腹に旅館はチョー豪華だ。
「みなさん、お疲れさま。」物腰の柔らかい声。仕事の関係でこの時点から打ち上げ旅行に
参加することになっていた苑田氏だ。「ここは私の知人の旅館でして、、さあ、宴の準備は
整っております。」全員浴衣で宴会場へ。そんななか、あくまでフォーマルな装いを貫き通す
苑田氏は純白のイブニングを着こなし、中世の貴族でも座り負けそうないすに優雅に腰を落と
している。苑田氏が乾杯の挨拶を始めようとした時、氏の頬をつたう熱いモノが、、開発陣は、
それが自分たちに対する氏の感謝の涙だと誰もが感じとっている。
そんな中でも、亙氏。ハイク2周、計52km歩いてもピ○チューと仲良くなれていないのか表の
廊下をドカドカと下品に歩いている始末。すれ違う女中の人に、「フルチンでピカチュ○なんて、、、。」
と舌打ちまでされるお粗末さである。


第1日目　露天風呂　PM10:30　宴会終了後、全裸で露天風呂へ直行する亙氏を待っていたのは、、、

フルチンでピカ○ュウーにも飽きたのか、ほろ酔い加減のまま亙氏は露天風呂へ。酔っ払っ
ていたことを口実に女風呂へ行こうとも考えたが、先程女中に「あんた、フルチンでなに
やってるの。告訴するわよ。」とビビらされており渋々男湯へ、、、。
全裸の亙氏は、当たり前のように脱衣所を素通り、湯船に直行。人影は見当たらず、ご機
嫌で湯船にダイブ。風呂につかるやいなや“○ケモン数え唄”を歌いだす。ニ○ロゾあたりの
歌詞にくると亙氏のボルテージはピーク。身振り手振りまで入りだす。その時、
「ガラガラッ。」と、扉を開ける音が、、、、入ってきたのは、先月号で背中を苑田氏に
一突きされたFaxClub担当のKである。
あの一件で負った傷を癒しにこの温泉にきていたのだく。
「グウッ、あ、あなたは亙氏っ!!」驚愕するK。獲物を捕らえた充足感ににやりとしながら
打ち震える獣のような亙氏の前ではもはやなすすべが無い。「おう、ショーちゃん。久し
ぶりじゃのぅ。苑田に刺されたのはここかっ、ここかっ!!」と、苑田氏に刺された辺りを
力任せにドカドカと殴り始める。「あぅぶっ。」声にならない叫びを上げながら、あまり
の痛みに気を失うK、、、、「なんなら、ショーちゃん。もう気絶してしもうたんかいの。
ポ○モンの恨みは銭でかたつかんちゅーことを、ちょっと体で教えてやらんといかんの
ぉ。」にやりとする亙氏。Kの運命は、、、待てっ次号!!
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セガの公式なのにまさかのピ○チューとフルチン連呼…という内容でしたw
うちのボロいFAXで毎回ちゃんと印刷されるかはらはらしながら受信した覚えがあります。
こういうのまたやってくれたらいいのにねえ