ひっそり絵とか日記とか
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とある高原のホテル
旅行に来ていた私は、そこで運命の出会いをする。
彼の名はドアラ。イベントの仕事でここにやってきていたのだ。
滞在の間にすっかり意気投合した二人が甘いささやきを
交わす(ドアラはフリップ)恋人同士になるのに時間はかからなかった。
私は一緒に来ていたいのりさん(生)に、帰ってからも
ドアラとの真剣な交際を考えている、と打ち明けた。
すると友人からは思いもよらなかった反対の言葉が…!!
中の人なんてどうでもいい…いやむしろ中の人などいない!
ドアラはドアラよ! そう叫ぶ私にいのりさんは追い討ちをかける。
「素顔なんか見せられたら責任とらされるよ…
どうすんの、もしすっごいへんな人が入ってたら…」
思わず考え込む私。
そしてその時窓の外に気配が……
そんな風に言われると、一言も声を発しない彼が薄気味悪く
思われてくる。
私を慕って窓にへばりつく姿も、なんとなくストーカーじみた
行動に思えて怖い…
それに加えて別れ話の相談を聞かれた事の気まずさが、二人の仲を
だんだんと引き離していった。
そうしているうちに私の休暇は終わり、高原のホテルを去る日が
やってきた。
ドアラは相変わらず忙しそうに、宿泊客の相手などをしている。
やるせない気持ちのまま、遠くから見つめる私に
気づくドアラ
!!!!
彼もまた、私と同じ気持ちでいてくれたのかもしれない
しかしもう…夏の日は過ぎ去ってしまった…
私は都会に向かう高原列車の中で頬を涙に濡らした。
ていうか、夢の中までツッコみにきてくれてありがとういのりさん!w
あやうくドアラと結婚するところだったYO!www